![]() |
![]() |
Vol.3
| クリンスイ・クラブの皆さんこんにちは、杉井明美です。今年の夏はお庭に出るのもおっくうな暑さで、夏バテしてしまったなんていう方も多いかもしれませんね。 そういう私も、さすがに今年の暑さはこたえ気味‥、庭仕事をする際の熱中症にも、例年以上に気をつけるようにしています。 さて、当道場の番頭さんは元気かしら? |
|
| ‥先生、よくそうやって口がパクパク動きますね‥。 植物の心配をする前に私自身の体が心配ですよ、この暑さは‥。 いやいや失礼しました。暑さに負けず今月もがんばりましょう。 今回は三つの質問をいただいてますんで、まずはお一人目、東京は国分寺市にお住まいの中村さんという主婦の方で、 『アメリカハナミズキのウドン粉病がひどいのですが、何を散布すれば良いのでしょうか?農薬は使いたくないので、木酢液を散布していますが、効かないようです。』 と、いうことでして、まずはウドンコ病について教えていただけますか? |
|
| ウドンコ病は植物の病気では多く見られる症状で、案外軽い病気なんですよ。主な原因は、低温で水をやりすぎることです。ウドンコ病に限らず、植物を病気から防ぐ方法は、病気が出にくい環境を作ってあげることで、この場合は日当たりが良く、風通しのよい場所に置いたり、水はけのよい土に植えることを心がけることですね。 ハナミズキを動かすのは難しいかもしれませんから、周囲の風通しをよくするように心がけて、湿気を抑えるようにしてください。 |
|
| なるほど。で、そのウドンコ病対策ですが、中村さんの場合は農薬はできるだけ使いたくないということで木酸液を使っているそうですが‥。 先生、木酸液ってのはそもそもどんなものなんですか? |
|
| 木酸液は、炭を焼いたときに出る、タールのような副産物で、園芸用に使うのは最近流行っていますね。殺菌効果があり、植物の細胞を活性化させることもできるので、株を丈夫にして病害虫の予防には役立つのですが、ウドンコ病の特効薬にはなりません。 木酸液などのいわゆる民間療法は、病気予防には効果がありますが、実際に病気になってしまったら、専用の殺菌剤を使って早めに退治した方がよいですね。 |
|
| なるほどー。中村さん、粘り強くがんばってくださいね。 さて、続いては、こちらは横浜市にお住まいの29歳の女性の方で、名前がないので匿名さんですね、 『幸福の木が、今30センチぐらいの高さなのですが、葉っぱの成長が早くて、モサモサしています。なんとか葉っぱをトリミングしたいのですが、どうすれば良いかわかりません。どのあたりの葉っぱをどのようにカットすればよろしいでしょうか?教えてください。』 幸福の木ってドラセナですな。観葉植物の定番ですから育てている方も多いと思うのですが、きれいに見える上手な葉っぱの処理方法ということですね。先生、どうですか? |
|
| あら、調子よく育っているのならいいことじゃないですか。あまり無理にカットすることもないと思いますよ。見栄えを考えて葉っぱのお手入れをすることでは、ドラセナって葉の幅が広くて葉先が痛みやすいので、傷んで汚くなった部分だけをカットするとか‥、あとは下の方の葉をとって、幹を見せるようにすることですかね。 | |
| そうそう、人間も植物も、見た目よりも健康ですよ!多少かっこ悪くても、愛情込めてお付き合いして欲しいですよね。なんだか身にしみる話しでございます。 | |
| 番頭さんはもう少し見た目に気を使いなさい。このコーナー、一回目から毎回同じ格好じゃないの。 | |
| 読んでる方には見えやしませんよ。 さて、最後も匿名さんで、三鷹市にお住まいの38歳の男性の方です。 『江戸時代に流行した色「江戸紫」発祥の地・三鷹で、その紫根染めの材料になった紫草を育てていますが、さすが絶滅危惧植物、発芽率も悪く、アブラムシもついたりと、悪戦苦闘して何本も枯らしてしまいました。 無事に花をつけるところまで育てるには、特に何に気をつければいいのか教えていただけますか?』 こりゃまた熱心というかマニアックな方ですねー。絶滅危惧植物って、そんなに珍しい植物なんですか?紫草。先生は見たことございますか? |
|
| ほんとうにマニアックな質問ねー。 紫草は私も育てた経験がないんですよ、一般の市場に出回ることもほとんどありませんからね。 趣味家の方々の間で種をやり取りしているそうですが、うーん‥正直私にはお答えできかねる質問ですね。 |
|
| はあー、紫草。私も一度お目にかかりたいものですね。 質問の中ではアブラムシに困っているとのことなのですが、アブラムシ対策ってことで何かございませんか? |
|
| アブラムシが出る原因の一つに、チッ素肥料(チッ素は、リン酸、カリと並ぶ肥料の三大要素のひとつ)の与えすぎがあります。だから予防にはチッ素肥料を抑えることもひとつの方法ですね。退治方法としては、牛乳スプレーが効くんですよ。 | |
| へえー、なんですか、アブラムシの野郎は牛乳飲むとお腹をこわすんで? | |
| 番頭さん、まじめにやりなさい。牛乳成分が膜になってアブラムシの気門部をふさいで、窒息死するんです。牛乳と水を1:1で薄めて、ハンドスプレーで噴霧する方法がよいでしょう。 | |
| なるほど、牛乳で害虫退治ですか。それにしても先生、紫草、我々も是非チャレンジしてみたいものですね。 と、いうことで、今回の質問はおしまいです。また次回も皆さんからのご質問をお待ちしています。今回はなかなかマニアックな質問が多くて楽しかったですね。 |
|
| 別にマニアックなものばかり求めているわけじゃないんですから、初心者の方やお子さんの質問もお待ちしてますよ。 それにしても今年の夏は長くて厳しいようです、お庭仕事のときはくれぐれも熱射病に気をつけて、適度な水分と休憩を取ってくださいね。 |
|
| 待ってました。そろそろ我々も適度な水分を取りましょう!麦の恵みを! | |
| 番頭さんはアルコールの取りすぎに注意するように。 | |
会員の皆様の植物やガーデニングに関するご質問を、下記のクリンスイ・クラブWeb事務局のアドレスまでタイトルに「季節を探しにオンライン相談室」と必ず明記の上、ご相談内容と、会員番号・氏名 ・電話番号を記入してお送りください。
ご質問内容に回答させていただきます。 植物やガーデニングに関するご質問のあて先は下記アドレスや「お問い合せ」フォームをご利用ください。
クリンスイ・クラブWeb事務局
|
|||

