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Vol.5
| クリンスイ・クラブの皆さんこんにちは、杉井明美です。2005年に入り第一回のWEB道場です。今年も番頭さん共々皆さんと一緒に、ガーデニングを楽しんでいきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 はい、番頭さん、ごあいさつは? |
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| 新年明けましておめでとうございます。旧年中は大変にお世話になりまして。本年も皆様のご多幸をお祈りしつつ、変わらぬご指導‥ | |
| わかったわかった、もう2月に入ったんだから新年の挨拶する人もないでしょう。さあ、質問に行って!しかし番頭さんくらい新年の挨拶が似合う人もいませんね‥。 | |
| そのココロは、年中おめでたい?言われなくてもわかっておりますよ。では早速2005年最初の質問に参りましょう。最初の質問は‥、住所はわかりませんが、笠井さんからの質問で、 『よくバジルの苗を買って家の中に置いているのですが、葉っぱに虫が這ったようなもようができて、すぐに枯れたりしなびてしまったりします。水やりには気をつけているのですが、何がいけないのでしょうか?』 先生ね、一年前までクリンスイ・クラブの会報の連載で「育てて愛でて食べちゃお!」をやったせいか、このコーナーの質問は食べ物系が多いと思いませんか?前回は干し柿の作りかたを教えてくださいというのがあったくらいで。バジルって言うのはパスタの具にするやつですねえ、イタリア以外でも育つものなんですか? |
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| 番頭さん、確かにバジルはイタリア料理に欠かせませんが、そもそもは熱帯地方が原産のシソ科の植物なんですよ。 それはそうと笠井さんの場合は、まず、バジルを家の中で育てている点が間違いなんですよ。基本的にハーブ類は、外の日当たりの良い場所で育てないと、香りも弱いし健康に育たないんですね。 それと、水をやりすぎると植物が軟弱になってしまうことがあるんですよ。土が乾くまで、水はあげないほうが良いでしょう。 |
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| へえ、ハーブっていうと、なんかキッチンの端っこで小さ目のどんぶりかなんかで育てているようなシーンを連想しますが‥、アレはドラマなんですかねえ? もうひとつ、葉っぱに模様が出る病気ってのも気持ち悪いですが、なんですかこれは? |
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| それは病気じゃなくて害虫です。通称エカキムシと呼ばれている、ハモグリバエの幼虫がいるのでしょう。エカキムシ自体は葉っぱの模様の先端にいるので、つぶして退治しましょう。気持ち悪い場合は葉っぱごと取っちゃっても良いですよ。 | |
| エカキムシ‥なんだか冗談みたいな名前のやつですな。えーと、笠井さんからはもう一つ質問をいただいていまして、これも食べる系の質問です。 『ルッコラのスプラウトを何度も作ってみたのですが、いつも芽が黄色いまま腐ったようになって、食べられるまで育ちません。説明書通り箱に入れて薄暗いところに置き、水も替えているのに‥。どうしてうまく育たないのでしょうか?』 笠井さん。苦労していますね。でも空腹を満たすための貪欲なまでの探究心、応援しますよ! |
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| 番頭さん、失礼なことを言わないように!笠井さん、気を悪くしないで下さいね。自分で育てたものを自分で食べるというのは、今流行のスローフードに通じる素晴らしい姿勢だと思いますよ。特にルッコラはカルシウムや鉄分などの栄養分に秀でていますから、皆さんにもどんどんオススメしたいですね。 さて、スプラウトなのですが、温度管理や光の具合など、案外育てるのは難しいんです。説明書どおりの育て方なら間違いはありませんから、根気よく続けることですね。 ルッコラそのものを楽しみたいのなら、種を土にまいて、鉢植えで育てたほうが楽かもしれませんよ。 |
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なるほど、普段サラダなんかに当たり前のよう乗ってくるルッコラも、育てるとなると案外お手間なんですねぇ。
では次の質問で、おや、こちらはお名前がありませんね。匿名希望さんでしょうか、 |
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| 番頭さんは本当に知らないんですよねー‥。雪割草は雪の中など、寒い場所に咲くのでそう呼ばれますが、実際はミスミソウという名前です。地面にはりつくように小さな花を咲かせる山野草で、渋い人気があるんですよ。 | |
| ほお、寒い土地でひっそりと咲く、渋い人気者と。いいじゃないですか。私のイメージにピッタリですよ。 | |
| 番頭さんは寒いの苦手でしょう。雪割草というより温泉草ですもんね。 雪割草のような山野草は番頭さんとは逆で、夏越しが難しいんです。一番理想的な環境は落葉樹の下、つまり、秋から春の間は日がよく当り、夏の間は日陰になるような場所ですね。 ご質問の方は長生きさせることができないといっていますが、たぶん花がついている冬場に買われるんだと思います。雪割草は常緑の多年草なので、次のシーズンにも咲かせたくなるのですが、夏になったら風通しの良い日陰において、少し乾かし気味に管理すれば、上手に夏越しができると思いますよ。 |
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| はははは。まあ、年がら年中元気でいられるなんて言うのは先生くらいのものでしょう。そう、私は確かに冬は苦手ですが、温泉に入るなら冬場が結構ですな。 今回最後の質問は、またまた食べる系の質問でございます。 神奈川県の篠原さんからのご質問で、 『ぶどう棚の冬季以降の上手な剪定方法や肥料の与え方について教えてください。来年も是非実をつけさせたいと思っています。』 しかしいろいろ来ますね、このコーナーは質問が。ぶどう棚を持つなんていうのは結構ステイタスですよね。でも、ここで質問に答えたら、次回は美味しいワインの造りかたとか聞かれるんじゃないですか?先生、ワインの造りかたなんてわかります?ジャムじゃないですよ、大体ワインなんて勝手に造って良いんですかねえ? |
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| 誰もワインの造り方なんて聞いてないでしょう! ブドウについてはうちの息子が専門なので、代わりに答えます。 |
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| おお、若旦那!やっぱり頼りになりますな。 | |
| 番頭さん、いつもご苦労さん。いま横で聞いてましたけどねえ‥、ぶどうの剪定と一口に言っても、品種や節の状況を見ないとなんともいえないんですよ。あくまでも一般論として聞いてくださいよ。 ぶどうは12月末から2月の前半にかけて休眠期に入ります。もちろん去年のような暖冬だと、状況もちがうのだけれど、まあ、1月中なら問題ないでしょう。 で、休眠期に剪定を行うのですが、これはもう、細いところはかなり大胆に切ってしまって構いません。ざっくり、ばっさり、短めに剪定してください。 切り口からは樹液のしずくが落ちますが、これが多くて、切り口が青々としていれば健康な証拠なので、状態を知る目安にもなりますよ。 剪定の後は、主幹の下のほう、地上から80cmくらいまでを、ワラや発泡のシートなんかで腰巻してやって、保温してあげるのもよいでしょうね。 |
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| なるほど。さすが若旦那だ、立て板に水のごとくですな。で、肥料はどうです? | |
| 番頭さん、ぶどうはね、多少土がやせているところでも育つ植物で、極端に肥料を欲しがるものでもないんですよ。一般には実を収穫した後に、お礼肥えとして化成肥料を与えます。生産農家の方、つまりプロになると、アミノ酸を含んだ化成肥料を直接幹に塗ったりするんだけど‥、これはあくまで業務用で、一般の方が手に入れるのは難しいと思いますよ。 しっかりと実った房をつけるためには、育成中にお花の間引きの要領で、小さい房を適当に摘んでやることが大切で、これは一本の株から作れる房の数には、体力的に限界があるからですね。 |
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| 篠原さん、わかりましたか?大胆な剪定と、主幹の保温、それに育成中の房摘みがコツなんですね。 と、いうことで今回のWEB道場はお開き。次回もみなさんからの熱い質問をお待ちしております。 しかし若旦那まで登場するとは思わなかった。また、何かの折にはよろしくお願いいたしますよ。若旦那、冷えてまいりました、どうですその辺で一杯。 |
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| 番頭さんも好きだね、あいかわらず。 | |
| はいはい、いってらっしゃい。私のツケにはしないように。 | |
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