cleansui club 2007 春号 vol.27
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01 名水紀行 秩父 長瀞
02 水の匠たち エコバイオ・ブロック
n03 水と上手におつきあい じょうずなお洗濯のコツ
04 吉川ゆりのあれこれ健康コーナー ベビーマッサージ
05 会員体験レポート コーヒーのおいしい淹れ方に挑戦
06 温故知水 春野菜のおいしいスポット
07 季節を探しに 08 お宿訪問
09 世界の水 10 Enjoy!アウトドア
11 和食料理の基本のコツ
ちょっとの工夫でおいしくなる 和食料理の基本のコツ
第三回 五目ちらし寿司「米と水」の活
入学・入社とお祝いの季節。お寿司が食卓に並ぶ機会も多くあります。今回の「和食料理の基本のコツ」は米と水の話。いつも食卓に並ぶ料理をおいしくする、ちょっとした工夫を、料理研究家の河野惠子さんにうかがいます。
料理研究家 河野恵子 河野惠子(こうのえみこ) 料理研究家、菓子研究家 品川にある「アトリエコウノ」にて、料理と洋菓子作りを教えている。最近のテーマは、「懐かしい味、元の味をもう1回知ろう」。
 米と水は切っても切れない関係。おいしいご飯を炊くには炊き方ももちろん関係しますが、まずはおいしい水を使うことです。米と水の関係でポイントは、(1)米は初めて出会う水を多く吸収しますから、とぎ始めの水はおいしい水を使います。どうせ捨てるのだからと思わないことが大切です。(2)米をとぐ目的は米についているヌカやヨゴレ落とし、適度に水を吸収させることです。そのため少ない水や、のんびりとした手つきで洗っていると、水に溶けたヌカが再度米についてしまい、炊きあがった時にヌカ臭いご飯になってしまいます。たっぷりの水で手早く洗いましょう。

次に洗い方ですが、(1)水を注いだら指先で2・3回手早く軽くかき混ぜ、水を流します。(2)数回水を替えたら、手のひらでゴシゴシと押さえつけるようにリズミカルにとぎます。(3)水が澄むまでこれを繰り返し、とぎ汁が透明になったら終了、となります。
米をとぐときに炊飯器の内鍋に米を入れて洗う人が多くみられますが、鍋底が傷んで熱伝導が悪くなるのでできればボールなどを使うのがよいでしょう。
ポイントに気を付けて、今までよりちょっとおいしいご飯を今日から早速炊いてみましょう。
米と水の関係
■寿司
すし飯用のご飯は、少し硬めに炊けるように米と水加減を同量に。炊きあがった後に合わせ酢を入れるため、普通の水加減だとすし飯が水っぽくなってしまうので注意。
■おにぎり
上手ににぎるには、手に米粒がつかないように程よい量の手水がポイント。ご飯はきもち少し硬めに炊いておくと、にぎった時にベタッと餅のようにならなくてよい。
■粥
米が1に対して、水は4~5倍が適量。
体調が悪い人用には水は7倍くらいでも。
五目ちらし寿司の作り方のポイント
ご飯が熱いうちに、合わせ酢を全体にサッとかける。
木しゃもじでご飯を切るように混ぜながら、全体に合わせ酢をいき渡せる。
混ぜる合間にうちわで扇いで蒸気を飛ばし、ご飯の熱を取る。次第に混ぜるしゃもじが重く感じてくるが、これはご飯と合わせ酢が馴染んできた証拠。
おすすめ五目ちらし寿司を紹介します
~五目ちらし寿司~
■材料(10~12人分)
米3合、水3合、昆布1枚(5cm大)
合わせ酢:米酢80cc、砂糖大さじ3、塩小さじ1/3

«具材»
干ししいたけ50g、(醤油大さじ3、砂糖大さじ3、酒大さじ1、水100cc)、
にんじん2本、油揚げ4枚、竹の子350g、(砂糖大さじ3、醤油大さじ5~6、酒大さじ1、だしまたは水130~150cc)、
レンコン200~250g、(砂糖大さじ8、酢大さじ5)、絹サヤ100~150g、卵2個(片栗粉小さじ1/2、水小さじ1)、のり少々、紅ショウガ少々
■作り方
1、 ご飯に入れる、各材料の下ごしらえをする。
干ししいたけ
  • 水に浸して十分にもどす
  • うす切りにする
  • 醤油・砂糖・酒・水にしいたけを入れ、中火で煮る
ニンジン・油揚げ・竹の子
  • それぞれ細切りにし、砂糖、醤油、酒、だしもしくは水で煮る
レンコン
  • 縦半分に切り、さらにうす切りにする。細いレンコンは縦半分にする必要なし
  • 水に5分程さらす
  • 砂糖、酢にレンコンを入れ、中火で煮る
    ※レンコンはシャキシャキとした歯ごたえを残しておくことが大切
絹さや
  • 筋を取り、塩を少し加えた湯でサッと茹でる
  • 細く切る

  • 卵をよく溶いて、うす焼き卵を作る。卵1個で3枚くらいは作ることが可能
  • す焼き卵を数枚重ねて、細く切り、錦糸卵を作る
    ※片栗粉を少量加えると、苦手な人でも比較的上手く焼ける
2、 昆布を入れてご飯を炊く。昆布を入れることで旨味が増し、おいしい寿司飯が作れる。
3、 ご飯が炊けたら飯台にあける。(飯台がなければ、大きな皿やボールで代用可)
4、 合わせ酢を全体にかけ、木しゃもじで切るように酢を全体にいき渡らせる。
5、 下ごしらえしておいた具を、酢飯に混ぜ合わせる。
6、 錦糸卵を全体に敷き詰める。
7、 皿に盛ったら、絹サヤとのり、紅ショウガを飾る。
撮影/古立康三

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