水から始まる、豊かな生活マガジン[クリンスイ・クラブ] 2008 Winter vol.30
Styleのある暮らし:東方茶の愉楽
Cleansui Special Interview:中井美穂さん
Travel・名水紀行:千葉県「久留里」
クリンスイをたずねて:「寅屋」
みずみずしくきれいに:「"冷え"に打ち勝つバスタイム」
吉川ゆりのあれこれ健康コーナー:「健康と精神と美容の仲むつまじい関係」
杉井明美のインドアガーデニング:「シクラメンを冬のテーブルに」
福田千峰のなんでも体験コーナー:「ベリーダンスでクビレた腰を」
吉川ゆりのあれこれ健康コーナー 第12回「健康と精神と美容の仲むつまじい関係」
 私のコーナーもリニューアル! いい機会なので「健康と美容」について少し考えてみましょう。そもそも「美容」とは……化粧すること? エステ? 外科的なこと? きっと健康と美容を別々に考えている人が多いと思います。でも、よく考えてみてください。
本当の美しさは、健康と精神が保たれてはじめて外に表れるもの。この2つは美しさをつくる基礎でもあります。見せかけだけの美容や健康は、年齢と共に崩れてしまいます。お金をかけると、それなりの安心感や満足感は得られるかもしれません。でも基礎がしっかりしていれば、お金だってそんなにかからないはず。
健康も同じです。これからは老後の保障も危うい時代。老後を病気もせず、いかに健康に生活するか、私たちは若いうちから真剣に考えなければなりません。そのためにも今、本当に必要なことを再確認しましょう!
私は本来、健康も精神も、美容を保つためには基本的なことで充分であり、それがいちばん重要だと思っています。
基礎を踏まえないで応用ばかりを求めては、必ずいつかは綻(ほころ)んでしまいます。手紙を書くことをちゃんとしないで、いたずらにパソコンに走っても、漢字を覚えず、脳も怠けてしまうのと同じこと。ですから私は今でも原稿を手書きしています(笑)。
具体的な話は次回からすることにして、今回は子供の体力低下の話題を取り上げてみましょう。
体力の前は学力低下も問題になり、最近の調査によれば中学生のおよそ一割がウツ病とか。お母さんたちにとっては心配が尽きませんよね。受験や塾だと、これだけ勉強している子供たちが多いにも関わらず、学力や体力の低下ばかりか、精神力まで弱くなっているとは。
先に「健康と精神の基礎が重要」と述べましたが、実は学力も一緒。つまり健康な身体と精神が大切だということです。
 本来、身体と精神の基礎作りは中学に入るまでが重要で、小学生の頃はしっかり遊んで足腰を鍛え、遊びの中で人との接し方を習得。ケガやケンカで痛みを知り、我慢することを覚えます。また小学校時代は体力の伸長も著しく、努力したことへの成果が出ること、あきらめないことの大切さも知るようになります。
子供の頃に身体と心の基礎をつくってこそ、10代で、さまざまな応用編ともいえる試練(受験や人間関係など)を乗り越えることができ、ものごとの選択や判断を正しく行うことができるのではないでしょうか。
10代は子供とおとなの間で精神が大きく揺らぐ時期。外見にも気持ちや関心が向かうようになります。また精神が未完成なため、おとなのアドバイスや言葉が大きく作用します。この時期に受けた言葉は、良くも悪くも一生残るかもしれません。それを深く受けとめることのできる心を育てるのは、小学校時代の基礎づくり。子供の頃に養ったおおらかで強い身体と心は、おとなになってからも役に立つものですよね。
子どもにとってのそういう環境を作るのはおとなの責任です。「勉強だけしていれば」と子供を仕向けたり、あるいはおとな自身が「外見だけよくしていれば」と夢中になっていては困りもの。そうではなく、すべては身体と精神のバランスなのですから。
 
ONE POINT ADVICE~寒い季節の冷え性対策~
 冬場は太りやすいからと、ダイエットしようと思っていませんか? 冬場、体は栄養分を蓄えようとするために、少し太りやすくなるのは当然のこと。それをムリに痩せようとすると体がもつ自然のサイクルが狂い、冷え性にも影響します。
また睡眠時に電気カーペットなどを使っている人は、寝る前から布団を暖めておき、布団に入って身体が温まったら、スイッチを消して寝るように。スイッチを入れたままにしておくと、水分をとられるばかりか、自力での体温調整が鈍くなりかねません。寒くてどうしても耐えられないという人は、起きてから水分をしっかりと採るように心がけてくださいね。お肌のためにも!
食事を工夫してみるのもいいですね。食材には、なるべく身体を温めるものを使いましょう。たとえば、冬よく食べるおモチ(もち米)や、寒気やカゼの時によく食べなさいと言われる、ネギもオススメです。羊肉も身体を温めるには最適。北海道の人がジンギスカンを食べるのも、寒さをしのぐための一つの知恵なのでしょう。
 

ボディトータルプロデューサー
吉川ゆり
(きっかわ ゆり)
自身の腰痛経験より東洋医学に興味を持ち、経絡療法と療術整体を学ぶ。平成11年、小規模ではあるが、だからこそできるサービスと、女性がくつろげるスペースをと「きれいなBody館」を開く。

 

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