教室に入ると、平日だというのに生徒さんがいっぱい。その上、おへそを出している人がほとんどだ。ウエストまわりを出すことによって、腰の動きを確認するという。堂々とお腹を出してこそべリーダンスのようである。でもやっぱり私は出せない。
この日の担当、Keiko 先生が、アラブ風の音楽にのせ、まずは軽いストレッチからスタート。手の動きはなめらかでしなやかに、蛇のように両腕を動かす『スネークアームス』。「右手と左手を交互にゆっくり、肩、ヒジ、手首と動かして、最後は手の甲で壁をなでるようにして上げて。下げるときは、手のひらで壁をなでるようにして下げて。動きをなめらかにね─」。ヘビの動きというよりも、私の場合、溺れている鳥の動きになってしまう。そこへさらに、足の動きもつけなくてはならない。「スネークアームスをしながら、右足を後ろに引き、しゃがんで、左足も後ろにひいて、そして円を描くように両腕を大きくまわしながら。右の腰を床に下ろして座ってください」と、続くのである。肋骨、坐骨、腸骨、仙骨、恥骨すべてに意識を向ける。
もうひとつ、腰を大きくまわす動き『ヒップサークル』がある。大臀筋が鍛えられ、キュッと上がったヒップになるそうだ。そうと聞けば思わず力が入る。ここでも、ハードな動きはまったくせず、なめらかな動きがポイント。音楽にあわせてゆるやかに。しかし、少し動いただけでも息は切れるし、汗が滝のように流れてくる。
後半は、腰を震わせるとシャラシャラした音がでるように、布に小さなコインがたくさんついているヒップスカーフを腰に巻きつけた。この音で、腰の動きがチェックできる。一生懸命、腰を左右にひねっても、私のスカーフからは音がでない。先生はみかねて「私の腰に手をあてて」と言ってくれた。ふむふむ、メリハリをつけてひねり、キュキュッと小刻みに動かすのか。ヒップをシェイクしたりもする。この動きは1日じゃとてもできそうにない。
レッスンを受けて思ったのは、さりげなく、なめらかな動きをするには、相当、筋肉を鍛えなければできないということ。また、アラブ風のリズムにのせて体を動かしていると、なぜか自然に感情が入って、不思議な気分になる。今までまったくダンスをしたことがなくてもできる、オトナの魅惑的なダンスである。
翌日、あれれ…少しお腹の肉が減ったかもしれない!?続ければ、クビレた腰のセクシーな体になる上、内臓脂肪もぐんぐん燃やせる。ダイエットに効果絶大なのは間違いない。 |
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「こうやって動かしてみて」と言われ、Keiko 先生の腰に手を当てると、震わせる筋肉が相当引き締まっているのがわかる。

ベリーダンスのBELLYは「腹部」という意味。美しくセクシーな究極の女性美を追求しよう。
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