水から始まる、豊かな生活マガジン[クリンスイ・クラブ] 2008 Winter vol.30
Styleのある暮らし:東方茶の愉楽
Cleansui Special Interview:中井美穂さん
Travel・名水紀行:千葉県「久留里」
クリンスイをたずねて:「寅屋」
みずみずしくきれいに:「"冷え"に打ち勝つバスタイム」
吉川ゆりのあれこれ健康コーナー:「健康と精神と美容の仲むつまじい関係」
杉井明美のインドアガーデニング:「シクラメンを冬のテーブルに」
福田千峰のなんでも体験コーナー:「ベリーダンスでクビレた腰を」
美髪のルール
美しいつや髪は、一日にしてならず! 大切なのは、正しいケアの継続。
 強烈な紫外線が降り注ぐ夏に負けず劣らず、冬もまた、髪にとってはキビシイ季節といえます。一番の悪者は、やっぱり“乾燥”。カラカラに乾いた空気が髪から水分を奪いとり、キューティクルを攻撃。ダメージを受けてはがれてしまったキューティクルからは、水分やたんぱく質が流れ出して、パサつき、切れ毛、枝毛になりがちです。さらに無理なブラッシングをくり返してしまうと、傷んだ髪が大好物の「静電気」が寄ってきて……。今にも、かわいそうな髪の悲鳴が聞こえてきそう。
そんな、冬の間に乾燥してしまった髪を救うのは、何をおいても毎日の正しいケア。適切な方法で必要なうるおいを補給し、自分の髪の毛を日々慈しんであげることに勝るものはありません。下にあげたチェックポイントを参考に、毎日のケアをぜひ一度見直してみてください。じわじわと、でも確実に、髪が元気になっていくのを実感できるはずです。
そして、ケアの前にぜひ心に留めておきたいのが、「髪は肌から生えてくる」という当たり前の事実。肌のコンディションは、乱れた食生活や睡眠不足、ストレスなど、生活環境に大きく左右されます。ということは当然、そこから生える髪の毛だって、大きな影響を受けるのです。「なんだか髪に元気がないな」と思ったら、ヘアケアと同時に生活習慣も見直してみてみましょう。
シャンプーをつける前に、お湯でざっと髪の汚れを洗い流しておきましょう。特に、花粉やホコリなどが多いこの時期には念入りに。この段階で汚れがかなり落ちるので、シャンプーの使いすぎ防止にもなります。
長さにもよりますが、1回に使う量は500円玉の大きさ程度が基本。地肌の汚れが落ちればよいので、髪の毛全体がぶくぶく泡立つほど大量に使う必要はありません。むしろ、多すぎてシャンプー剤が地肌に残ることのほうが問題。また、肌が敏感になるこの時期、シャンプーは1回でも十分です。
シャンプーの大きな目的は、髪よりむしろ、頭皮の皮脂や汚れを落とすこと。頭皮の汚れがしっかり落ちるように意識して洗えば、髪の汚れもほとんど落ちると考えてOK。シャンプーを手になじませたら、10本の指の腹を使い、イラストの順番で、もむように洗っていきます。汚れがたまりやすい耳の裏は、念入りに。
肩や腰と同じく、血行が滞れば、頭皮もまた固くこるのをご存知ですか。血行を促進して健康な髪の基礎を作るために、シャンプー時に簡単なマッサージを取り入れてみましょう。
一般に、シャンプーは洗浄力が強め。洗い流すときは、肌になるべく触れないよう、うつむくよりも、あごをあげて後ろからシャワーをあてる方法がベター。リンスやトリートメントも同様に。
髪に油分などを与えて手触りをよくするリンスは、毛先を中心につけ、あまり時間を置かずに洗い流します。一方、髪に栄養を与え、内部からダメージを補修するのがトリートメント。使い方は製品次第ですが、種類を問わずおすすめなのが、つけた後、蒸しタオルで包んで10分ほど置いておくこと。乾いたものより、ぜひ蒸しタオルで。仕上がりに歴然とした差が生まれます。
髪は濡れているときが一番デリケート。少しでも刺激が加わるとキューティクルが一気に傷むだけでなく、濡れたまま放っておくと内部の水分まで蒸発してしまいます。また、カラー剤も流れ出し、退色の大きな要因に。洗髪後は、間髪いれずにドライヤーで乾かすようにしましょう。もちろん、自然乾燥は×。
タオルで優しく押して地肌と髪の水分を十分に除いたら、ドライヤーを15cmほど離して、乾きにくい根元の方から乾かしていきます。熱の力で一気にキューティクルが密着し整うことで、はじめて美しいツヤがでてくるのです。ポイントは、イラストのように、頭にざっくりと指をつっこみ、“後ろから前に”一本一本の髪を“起こす”イメージで乾かしていくこと。こうすることで、髪に適度なボリュームが生まれます。
乾かし方とスタイリングの深い仲
朝、どんなに髪型をキメたつもりでも、夕方にはすっかりぺしゃんこ……。その原因は、根元がまだ寝ている状態でスタイリングしてしまったことかも。スタイリングは、目指すフォルムに関係なく、ドライヤーで根元をしっかり起こしてから始めるようにしましょう。また、小顔に見せるなら、分け目をぼかして乾かすこと。分け目が見えると、頭が大きく見えてしまうことも……。
Special thanks to SHIZUKA
 

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