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■経絡とは?

経絡とは、体に流れる気(生命エネルギー)の通り道のことで、主なものだけでも12本あります。経絡にはそれぞれ「陰」か「陽」の性質があり、相対する2つの経絡をバランスよく刺激する(押し流す)ことで、気の流れをスムーズにし、体の調子を整えることができます。

■心臓を守り、動悸、顔面の赤みなどを防ぐ

これまで紹介してきた「胃経」「脾経」「心経」「小腸経」などは、実際に体の中に存在する臓器に働きかけていました。しかし今号からの「心包経」(陰)「三焦経」(陽)は、西洋医学では対応する臓器のない東洋医学独特のものです。そこでこれまでのように「陰」と「陽」の相対する2経絡ををまとめて紹介するのではなく、1経絡ずつしっかり押さえていきたいと思います。今号は、心包経(陰)です。
「心包」とは、その名の通り、五臓六腑の中でも最も重要な心臓を包んで保護する働きがあり、東洋医学ではこの「心包」を、形のない1つの臓器と見なし、六臓六腑としています。その心包の働きを整え、司っているのが心包経です。ゆえに心包経が弱くなると、心臓やそれに関わる心経(前号で紹介)も弱くなります。心包経が弱くなると現れる症状は、心経のものと類似しており、動悸、顔面の赤み、目の黄ばみ、みぞおちの痛み、手のほてり、脇下の腫れ、神経症などです。 |
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図2のように親指を使って(1)〜(5)に向かって、各ツボで3〜5秒ずつ止まりながら、指をすべらすように押し流します。ひとつの経絡につき1日最低5回は流してください。お風呂上りに行うのが最適です。図3のようにこぶしの第2関節を使って、前号で紹介した心経と同時に押し流せば一層効果が期待できます。
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