定期宅配水|家庭用浄水器なら三菱レイヨン・クリンスイ


細部 千晴先生プロフィール
小児科医。細部小児科クリニック院長。2000年から小児科医として文京区に開業。毎日診察に携わるかたわら、2010年には診療所に隣接した子育て広場を開所し地域の子育てを応援している。みずからも2人の子育てをした経験から、母と子のカウンセリングルーム、スキンケア・アレルギー教室、禁煙支援教室、ペリネイタルビジット(出産前後小児保健指導)に力を入れている。

「赤ちゃん肌」と言われるように、赤ちゃんの肌はみずみずしいですよね。
それは赤ちゃんの身体の70~80%が水分でできているため。(大人は約60%)
ですから赤ちゃんの水分補給には、夏だけではなく、一年中気をつけてあげましょう。

ミルクや母乳で水分補給は十分でしょうか。答えは「いいえ」です。
毎日一緒に過ごすママ・パパが、赤ちゃんの「水分不足のサイン」を見逃さずに、適度に適量を飲ませてあげましょう。

大人は尿の濃度で水分調節しますが、赤ちゃんは体温調節が未熟なので、水分調節が上手にできません。
水分不足になる前に、しっかり補給してあげることが大切です。
赤ちゃんは汗をかくことで体温調節をするため、とても汗かきです。
また新陳代謝が活発なため、水分がどんどん体外に出てしまいます。
自分で水などを飲むことができない赤ちゃんのために、ママ・パパの水分補給が重要です。
健康な赤ちゃんでも、吐いたり下したりすることは日常的にありますが、その時水分は確実に奪われてしまいます。
大げさに心配することはありませんが、水分は適度に与えてあげましょう。

自分で水分を摂ることのできない赤ちゃん。定期的に水分補給をするのではなく、足りないときに適量をあげることが大切です。また授乳前・食事前にあげてしまうと、お腹がいっぱいになってしまうので、その時間は避けましょう。
きちんと観察してほど良い量を与えてあげてください。

こんな時に
お風呂上がり 下痢・嘔吐をした後 脱水症状をおこしているかもと感じた時
お散歩などの外出の合間や帰ってきた時 たくさん泣いて汗をかいた時
★脱水症状のめやす
軽い脱水症状は気づきにくいものです。
右記の症状に気づいたら、
すみやかに水分補給してあげてください。
★脱水症状のサイン(軽度)
●よく遊ぶが、動きがいつもよりおとなしい
●口が渇き、泣いても涙が少ない
●いつもよりおしっこの回数が少ない

※嘔吐も加わると脱水症状の危険は増します。上記の症状が改善されない時は、すみやかに病院で診てもらいましょう。

赤ちゃん用イオン飲料(もしくは経口補水液)であれば、飲みたいだけあげてください。
お水の場合は飲ませすぎに注意してください。

  • ・上限のめやす:1回100ml
  • ・嘔吐がある時:1回20~30ml

水分補給と言っても必ずしも高額な専用飲料を与える必要はありません。衛生的で吸収されやすい水分であれば良いでしょう。神経質になりすぎず、また飲まない時も、あきらめずに与え方を工夫してみましょう。
「お風呂上がり」や「お散歩」など、ふだんの生活ででたくさん汗をかいた時の水分補給はお茶やお水でかまいませんが、プール遊びや海水浴、また、下痢・嘔吐などで脱水症状をおこしているかも…と感じた時は経口補水液をおすすめします。

どんな物
雑菌を除去できる浄水器などで浄水した水
飲みやすいもの
常温から人肌程度(冷たすぎるものは勧めません)
甘くないもの
大人用のイオン飲料を薄めたものは勧めません
飲ませ方
哺乳ビン
マグカップ(月齢に応じて)
スプーン
スポイト(口の端から少しずつ入れてあげましょう)
★経口補水液の作り方
1.湯冷まし 1L (生後5ヶ月目以降は浄水でも可)
2.塩 3g
3.砂糖 40g
4.レモンやグレープフルーツなどをお好みの量で
※果汁(レモンやグレープフルーツなど)を絞ると飲みやすくなり、カリウムの補給にもなります。
1~4をよくかき混ぜて出来上がり。

毎日水分補給に気をつけて、元気で健やかな成長を見守ってあげたいですね。