「water alive〜水道水を飲もう」
グラフィック・デザイナー
佐藤卓さん

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牛丼1杯の水 篇
"私達が普段食べている牛丼1杯にどれだけの水が使われているか?"
以前こういう質問をされたことがありました。
私は「2リットルか3リットルぐらいだろう」と思ったのですが、
実は2000リットルの水が使われているのだそうです。

牛は大量に水を飲みます。
そして、牛が食べる餌を育てるためにも大量の水が使われています。
こういう水を換算すると2000リットルもの量になるのです。

この見えない水、仮想水のことを「ヴァーチャル・ウォーター」と言うそうですが、
普段私達が食べているものの裏側にどれだけの水が使われているか…
これはすごい量なわけです。

食料自給率4割を切っている日本は、
食物を通して大量に海外の水を使っています。

こういうことを考えると"水が豊な国"と言えるのでしょうか。
世界中の水を使っていながら、

水が豊かな国…今や言えないのかもしれません。

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水がテーマ、Water展 篇
2007年10月から2008年1月まで、
東京ミッドタウン内の「21_21 DESIGN SIGHT」というところで、
水をテーマにした展覧会を開催しました。

『Water展』というものです。
水は私たちの目の前に当たり前のようにあるので、
普段は全くと言っていいほど疑問にも思わないわけですが、
その水のことを私達は知っていると思っていてほとんど知らないのです。
その"いかに知らないか"ということについて知る展覧会として、
私と文化人類学者の竹村真一さんが中心となって、
いろいろなアーティストやデザイナーの方々に参加をいただいて開催致しました。

環境の問題を取り上げると、
今はとてもシリアスな方法をとらざるを得ない状況ですが、
私達が考えたのは"スマイルな方法はないだろうか"ということです。

世の中が今どうなっているのかということをシリアスに伝えるのではなくて、
すごく楽しい中でそれを体験していただこうと思い、
様々な方法を試みました。

当日は会場に来てくれた子ども達が
とても楽しんでくれていたのがすごく印象的でしたね。

環境問題がシリアスなのは事実なのですが、
それをどのようにコミュニケーションし、
人々に感じてもらうかというところに、
デザインは様々な携わり方があるのではないかと思います。