「water alive〜水道水を飲もう」
冒険家、写真家、作家
石川直樹さん

※音声がでますので、音量にはご注意ください。

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登山と水(1)篇
僕が登山を始めたのは、実は水がきっかけなんです。

中学生の時、奥多摩の川で釣りをしていたときに、
この川の水源はどこにあるんだろう?」と思い、
川を上流へ上流へと登って行ったんです。

川が始まる場所には、きっと噴水のように湧き出ているものだと
勝手にイメージしていたんですが、
その流れはすーっと、どこか山の中へ消えていました。

ぼくはそのまま、
水の流れを追って、いつのまにか小さな山の頂に立っていたんです。
それが自分の登山の原体験になっています。懐かしいですね。

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登山と水(2)篇
登山と水は切っても切り離せない関係なんです。

エベレストに登ったときは、1日に5リットルほどの水を飲みました。

空気が薄いので、体が酸素をとりこもうとして呼吸が速くなるし、
同時に汗もかきますから、体からどんどん水分が失われていきます。
そのため、たくさんの水が必要なんです。

また、体を標高に慣れさせるためにも、
何度も水を飲んで排出するというプロセスが大切になってきます。
高所に順応するために水ってすごく重要なんですよね。

でも、それだけでなく、
山で飲む水は本当においしいんですよ!

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エベレストと水 篇
今年10年ぶりにエベレストに登頂しました。

3月末に登り始めて、頂上に立ったのは、5月20日です。

だいたい1ヶ月半かけてゆっくり登って行きました。
だんだんと高所に体を慣らしていくんです。

高所に順応するために重要なのが、水なんですけども、
水道の無いエベレストでは雪から飲み水を作るしかないので、
上の方のテントの中では毎日毎日水を作っていました。

高所は沸点が低いので、水を沸騰させるのにも時間がかかります。

それだけに本当に水のありがたさを感じています。

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ポリネシアの島々 篇
去年はハワイ、ニュージーランド、イースター島を結んだ
三角形の中にある島々を旅していました。

ポリネシアと呼ばれる、この広大なエリアに存在する島々は、
海によって繋がり、共通の文化を持つ海洋民たちが往き来しています。

海は隔てるものではなく、繋げるものなんですね。

こうした島々で撮影した写真を収めた「コロナ」というシリーズを、
山形県の土門拳記念館で、展示しています。

また、9月9日からは谷中のスカ・ザ・バスハウスにて
エベレストで撮った写真を展示します。新作による写真展なので
ぜひ見に来てください。