「water alive〜水道水を飲もう」
東京大学教授
沖 大幹さん

※音声がでますので、音量にはご注意ください。

このページのコンテンツには、Adobe Flash Player の最新バージョンが必要です。

Adobe Flash Player を取得

あなたが飲んでいる水の量 篇
私たちが普段飲む水は、一人1日
2〜3リットルぐらいです。
でも、毎日の食事には、その1,000倍、
約2,000〜3,000リットルもの水が、必要なのです。

それは調理の際に必要な水というよりも、材料となる
米や野菜、家畜のエサを育てる為に必要な水で、
仮想水、バーチャルウォーター、と呼ばれることもあります。

食料を無駄にすることは、
その食料を得る為に使われた水を無駄にする事と同じ、
そう考えると、水への興味も
一層高まるのではないでしょうか。

このページのコンテンツには、Adobe Flash Player の最新バージョンが必要です。

Adobe Flash Player を取得

水の値段は 篇
ペットボトルや、ガラス瓶に詰められた
ミネラルウォーターと、
日本の水道水を、
同じ量あたりで比較すると、

水道水は、約1,000分の1の値段で買うことができます。
古新聞や、鉄くず、スクラップなど
リサイクルゴミと比べても、約100分の1の値段なのです。

水道施設が整っていない、途上国や貧しい地域では、
むしろ、値段の高い水を買わなくてはならないことも多いのです。
水道が整っている日本は恵まれていますね。

このページのコンテンツには、Adobe Flash Player の最新バージョンが必要です。

Adobe Flash Player を取得

日本の水 篇
日本は、水に恵まれた国でしょうか?
一年を通じて、平均的に雨が降るという点では、
雨季や乾季がある国と比べると、 非常に恵まれています。

しかし、日本は人口密度が高く、
国民一人当たりの水資源量という観点からは、
必ずしも恵まれているとは言えません。

現在、水不足をそれほど意識しなくて済むのは、
貯水池や水路など これまでに築かれてきた、
水資源施設が充実しているお陰であり、
今後もその維持管理に、
着実に取り組まなくてはなりません。

このページのコンテンツには、Adobe Flash Player の最新バージョンが必要です。

Adobe Flash Player を取得

水危機とは 篇
いつか、地球の水がなくなり、
人類は干上がってしまうのではないか?

近頃、水への危機感が、高まっています。
水は太陽のエネルギーによって、
地球の表面を循環している資源ですから、少なくとも
数百万年の間に、水がなくなることはあり得ません。

しかし、世界の人口が増え続け、
都市への集中が進むと、
必要な水を使うことができない人々が
ますます増える恐れがあります。

水の危機とは、バランスが失われることなのです。

このページのコンテンツには、Adobe Flash Player の最新バージョンが必要です。

Adobe Flash Player を取得

水危機ほんとうの話し 篇
今年の6月、私の最初の単著、
「水危機ほんとうの話し」が出版されました。

水をめぐる問題は、私たちの命に直結するだけに、
世界中で関心が高まっています。

そこには、とても深刻な問題と、
じつは、大した問題ではないこととが入り交じっていて、
思い込みによる間違いや、取り越し苦労も、たくさんあります。

水問題の解決には私たち一人ひとりが水をめぐる人と自然を
しっかりと見つめること。
この本が、その一歩になれば、とてもうれしく思います。