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- 運命のはじまり ‥ 篇
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3歳のとき、喘息の症状がひどく、
体力をつけるために水泳をはじめました。
5歳の頃には、すでに水泳選手になりたい、
という明確な目標を持っていたのを覚えています。
小学校低学年では、朝練と夕練で週10回のトレーニングをこなし、
当時から、水泳とはストイックに向き合っていました。
喘息の発作は相変わらずで、
ゴーグルに涙を溜めながら泳ぐこともありましたが、
苦しさも楽しさの延長線上でした。
これがすべての運命のはじまりです。
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- ライフセービングとの出会い ‥ 篇
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高校時代は、
水泳のジュニアオリンピックにも出場しましたが、
挫折も味わっています。
毎日20km、7時間の練習量をこなしたのに、
タイムは1秒しか縮まりませんでした。
ところが、大学でライフセービングと出会い、
劇的な変化が訪れます。
海で泳ぎ、プールで泳ぐ毎日は純粋に楽しく、
気付けばタイムも一気に縮まりました。
「いのち」に対峙する、ライフセービングの意義に惹かれ、
仲間にも恵まれ、
大学4年のときには、
世界大会でも好成績を収めることができたのです。
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- ライフセーバーのプロ契約 ‥ 篇
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日本でのライフセービングは、
ほとんどがボランティアです。
「いのち」にかかわっている使命があっても、
職業としては成り立たないのが、現状なのです。
オーストラリアやアメリカでは、
ライフセーバーは公務員として、
海のレジャーに、安心と安全をもたらしています。
大学卒業後、
ライフセービングのワールドツアーに参戦したことを機会に、
プロに転向しました。
当初は海外を拠点に活動し、
結果を出すことにこだわっていましたが、
現在は競技での経験を活かし
日本でのライフセービングの普及啓発と、
地位向上にも力を入れています。
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- アスリート セーブ ジャパン .. 篇
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2015年に、「ATHLETE SAVE JAPAN」を立ち上げました。
アスリートから安全を発信していくことで、
1人でも多くの方が正しい知識のもと、
相互にレスキューできる環境づくりを目指しています。
例えば、「いのちの教室」でのAED講習会。
いざというときに、一歩踏み出す勇気やきっかけを作り出し、
安心してスポーツに取り組んでもらいたい。
これからも、スポーツクリニックや講演会などを通じ、
社会還元となる活動に力を入れることで、
より良い環境が生まれるものと、信じています。