女子レスリング金メダリスト
登坂絵莉 さん
※音声が出ますので、音量にはご注意ください。
クリンスイ・ウォーターアライブ、今月は、女子レスリング金メダリスト、登坂絵莉さんが語ります。
私は、小学校3年生の頃からレスリングを始め、以来、レスリング一筋、と思われがちですが、水泳も、同じくらい大好きでした。
夏休みのプール開放には、友達と一緒に毎日通い、夏休みの終わりには、出席簿が私と友達のところだけ全部、○がついていたくらいです。
水といえば、父がサーフィンをやっているので、いちど一緒に連れて行ってもらいましたが、
とても難しくて、気づいていたら溺れていました。少しくらい溺れても、水の中は大好きです。
時間があったら、また海に行きたいですね。
私は、汗をかきやすい体質なので、練習の後は、2キロくらい体重が減ってしまいます。
階級性のレスリングでは、アスリートとしての肉体と、ベストなウェイトを維持するために、練習中の水分補給には、とても気を使います。
脱水症状にならないよう、ガブ飲みはしないで、こまめに少しずつ飲むのが、体調管理には良いようです。
でも、夏場の練習中に飲む水はとくにおいしくて、ついつい量を飲みすぎてしまうんですよね。
夏のレジャーといえば海やプールですが、冬の楽しみといったら、なんといっても温泉ですね。
故郷の富山県には、宇奈月温泉をはじめ、素敵な温泉がたくさんあるんです。
レスリングの先輩や後輩、お友達と一緒にわいわい入るのも楽しいですが、
一人で入って、何も考えずにボーっと温まっているのも大好きです。
海外へ試合に行くと、素敵なホテルに泊まれるのはうれしいのですが
シャワーしかない国が多くて、日本の温泉やおふろが恋しくなりますね。
2016年のリオデジャネイロでは、試合に集中するため、ほとんど観光はできませんでしたが、
2015年に、世界選手権で行ったラスベガスでは、ベラージオホテルの噴水を見に行くことができました。
映画などにも登場する、有名な観光名所で、音楽に合わせて水と光が一体となる、
ダイナミックな美しさは、今も忘れられません。
現在、私は2020年の東京へ向けて全力を尽くしています。
その後は、まだ見たことのない景色を探しに、海外留学ができたら良いですね。
私は、昔から雨女で、大切な日には、必ず雨が降ります。
家族はみんなアウトドアが好きなので、もう10回以上もキャンプに行きましたが、
毎回雨で、我ながら情けなくなりました。
海水浴に行っても雨で、仕方なく屋内の温水プールに入って遊んだこともあります。
レスリングはインドアスポーツなので、あまり天気には左右されませんが、
休みの日が晴れると、とても嬉しくて人一倍はしゃいでしまうんですよ。