「water alive?水道水を飲もう」

映画監督
大森 立嗣 さん

※音声が出ますので、音量にはご注意ください。

  1. 植木屋の風景‥
  2. 四十八滝‥
  3. 川と海‥
  4. 日日是好日‥
  5. 自然の中の立ち姿‥
  1. 植木屋の風景‥

    クリンスイ・ウォーターアライブ、
    今月は、映画監督の大森立嗣さんが、語ります。

    高校生時代、弟と一緒に、植木屋さんでアルバイトをしていました。
    大きなお屋敷や大使館の庭、
    都心のビルの屋上庭園なども手掛ける大規模な会社で、
    剪定や刈り込みなどの作業中は、会話をしなくても良いのが、気楽でした。
    1日の作業が終わった後は、庭全体にたっぷりと水をあげるのですが、
    小さな花から大きな樹木、さらには庭石までもが
    息を吹き返すように輝いて見えて、感激したことを覚えています。
    人も植物も、石も建物も、すべては水の力で生きているのだな、と思います。
    水で世界に“waku-waku”を、クリンスイ 大森立嗣です

    コップ一杯の水をきれいに クリンスイ

  2. 四十八滝‥

    クリンスイ・ウォーターアライブ、
    今月は、映画監督の大森立嗣さんが、語ります。

    2003年公開の映画、「赤目四十八滝心中未遂」に、
    助監督として参加したとき、三重県のロケ地、赤目四十八滝に約2週間こもり、
    荷物や機材を担いで走り回っていました。
    寺島しのぶさんが滝壺に浮かぶシーンでは、
    私がなんども滝に入って、カメラテストを繰り返したり、
    とてもハードな撮影でしたが、美しい自然の中で過ごす時間は、
    疲れよりも心地よさが上回る、充実した毎日でした。
    生態系が凝縮された、渓流の魅力は、のちに、
    「さよなら渓谷」を監督した際にも追い求めることになります。

    水で世界に“waku-waku”を、クリンスイ 大森立嗣です
    コップ一杯の水をきれいに クリンスイ

  3. 川と海‥

    クリンスイ・ウォーターアライブ、
    今月は、映画監督の大森立嗣さんが、語ります。

    子供のころ、東京都杉並区にある、大宮八幡の近くに住んでいました。
    その後、何度か引越ししましたが、今は当時の家の近くに住んでいます。
    昔から変わらない、善福寺川沿いは、お気に入りの散歩道です。
    私の趣味は、シュノーケリングなのですが、こちらはもっぱら西伊豆が舞台。
    2001年に「波」という映画を撮った際、2ヶ月ほど滞在したのをきっかけに、
    西伊豆の海が大好きになりました。
    川は杉並、海は西伊豆。こだわりというよりは、本能でしょうか。

    水で世界に“waku-waku”を、クリンスイ 大森立嗣です
    コップ一杯の水をきれいに クリンスイ

  4. 日日是好日‥

    クリンスイ・ウォーターアライブ、
    今月は、映画監督の大森立嗣さんが、語ります。

    10月公開の監督最新作「日日是好日」は、
    茶道をテーマに、撮影の70%を茶室で行いました。
    茶室の中で、季節の移ろいを表現するためには、
    水の存在は非常に大きなものになります。
    梅雨と秋雨の雨音の違いや、滝の掛け軸や、水をたたえたつくばいなどの小物、
    お湯はポコポコと、水はキラキラと、お湯と水の、音の違い…。
    黒木華さん演じる20歳の女の子が、自然と一体となることの大切さを学びながら、
    成長してゆく姿を、ぜひご覧になってください。

    水で世界に“waku-waku”を、クリンスイ 大森立嗣です
    コップ一杯の水をきれいに クリンスイ

  5. 自然の中の立ち姿‥

    クリンスイ・ウォーターアライブ、
    今月は、映画監督の大森立嗣さんが、語ります。

    数々の映画作りを通じ、人が自然の風景の中に立つ姿から、
    感情を表現することを考えてきました。
    たとえば荒涼とした砂漠に立つ女性と、
    絶え間ないせせらぎが聞こえる渓谷に立つ女性では、イメージが大きく異なります。
    自然の背景と役者の立ち姿がミスマッチだと、作品を作っていても、不安になります。
    社会生活の中ではぐれた人間が、コントロールできない自然の中で、
    生きていることに対峙してゆく。
    そんなストーリーを撮っていきたいと思っています。

    水で世界に“waku-waku”を、クリンスイ 大森立嗣です
    コップ一杯の水をきれいに クリンスイ