「water alive?水道水を飲もう」

ラ・ベットラ・ダ・オチアイ オーナーシェフ
落合 務 さん

※音声が出ますので、音量にはご注意ください。

  1. 料理の基本‥
  2. 水は大切なもの‥
  3. ローマの噴水‥
  4. パスタは踊る‥
  5. 水と油‥
  1. 料理の基本‥

    クリンスイ・ウォーターアライブ、
    今月は、イタリア料理店、ラ・ベットラ・ダ・オチアイのオーナーシェフ、
    落合務さんが語ります。

    料理の基本は火と水。これはイタリアンだけでなく、あらゆる料理に共通する言葉です。
    手を洗い、食器や調理器具、厨房を洗うことに始まり、
    食材を洗い、出汁をとり、茹でたり、煮込んだり、冷やしたり、
    すべての工程で、水を使います。
    もちろん、飲料水としてテーブルにも欠かせませんし、
    おいしいコーヒーやお茶、お酒作りにも、水は、大きな力になります。
    きちんとした水がなくては、美味しい味はつくれませんから、
    水を選び、水を使いこなし、水に感謝することが、料理への基本姿勢だと思っています

    水で世界に“waku-waku”を、クリンスイ 落合務です
    コップ一杯の水をきれいに クリンスイ

  2. 水は大切なもの‥

    クリンスイ・ウォーターアライブ、
    今月は、イタリア料理店、ラ・ベットラ・ダ・オチアイのオーナーシェフ、
    落合務さんが語ります。
    私は、東京の下町、足立区で育ちました。子供の頃の思い出に、夏の行水があります。
    朝のうちに、たらい一杯に張った水が、午後には温かくなり、
    近所に住む友達と一緒に、楽しく水浴びをしたものです。
    でも、はしゃぎすぎてあまり水をこぼすと、残り水は、植木にあげるものだから、と、
    おじいちゃん、おばあちゃんに怒られる。
    水は大事に使うものだ、という意識が強く残っている時代だったのですね。
    今は私が、水の大切さを若い世代に伝えています。

    水で世界に“waku-waku”を、クリンスイ 落合務です
    コップ一杯の水をきれいに クリンスイ

  3. ローマの噴水‥

    クリンスイ・ウォーターアライブ、
    今月は、イタリア料理店、ラ・ベットラ・ダ・オチアイのオーナーシェフ、
    落合務さんが語ります。

    夏にはほとんど雨が降らないイタリアでは、町のいたるところに噴水があり、
    人々が喉を潤しています。
    噴水にも、美味しい水と、美味しくない水があるのですが、
    ローマのバルベリーニ広場にある、蜂の噴水は、
    美味しい噴水として有名で、コーヒー店の店員がポリタンクで持って行くほどでした。
    私の修行時代の恩人である、レストランオーナーの桂洋二郎さんも、
    美味しい水だね!と言っていた、蜂の噴水。
    皆さんも機会があったら、ぜひ飲んでみてください。

    水で世界に“waku-waku”を、クリンスイ 落合務です
    コップ一杯の水をきれいに クリンスイ

  4. パスタは踊る‥

    クリンスイ・ウォーターアライブ、
    今月は、イタリア料理店、ラ・ベットラ・ダ・オチアイのオーナーシェフ、
    落合務さんが語ります。

    いまやほとんどの家庭で、
    週に一度はパスタ料理を楽しんでいるのではないでしょうか?
    パスタを茹でる時の水はたっぷり使ってください。
    150gのパスタに対し、水は2リットルから3リットル、
    10倍以上の水をつかいます。
    パスタとパスタの間にお湯が行き渡り、
    パスタがダンスを踊れるような状態を作りましょう。
    オリーブオイルやニンニクに残った茹で汁を合わせてソースを作りますが、
    水と油を仲良くさせることが、料理の決め手です。

    水で世界に“waku-waku”を、クリンスイ 落合務です
    コップ一杯の水をきれいに クリンスイ

  5. 水と油‥

    クリンスイ・ウォーターアライブ、
    今月は、イタリア料理店、ラ・ベットラ・ダ・オチアイのオーナーシェフ、
    落合務さんが語ります。

    「水と油」という言葉があるように、
    本来一緒にはならない水と油を仲良くさせることは
    もっとも難しい、料理のテクニックです。
    水を少しだけ多めに使い、水が油を包むようにする。
    これを乳化と言いますが、
    火加減、水加減、混ぜ加減、すべてに気を配りながら、
    ソースや煮込み、ドレッシングなどを作ります。
    理屈と分量だけに収まることなく、
    より口当たりの良い味を求めて、我々料理人は日夜研鑽を重ねています。

    水で世界に“waku-waku”を、クリンスイ 落合務です
    コップ一杯の水をきれいに クリンスイ